VISIT PALESTINE パレスチナ・ポスター展 in 仙台
1948年から現在まで終わらない戦争が続いているパレスチナ。ガザ地区は16年もの間イスラエルに管理支配され、絶え間ない空爆攻撃により民間人を多く含む4万人にもおよぶ犠牲者が出ています。ガザの悲惨な状況を少しでも多くの方に知っていただき、支援を募るため、1970年代から現在までのパレスチナ戦争抗議ポスター原画を展示します。
この展示の目的は、イスラエルのシオニスト政府によるパレスチナへの果てしない占領と不正が続いていることを広く知ってもらうことです。会場ではポスターカタログやバッジ等の支援グッズも販売し、関連イベントもおこないます。パレスチナの人々の生活と尊厳を取り戻すため、私たちに何ができるのか考えてみませんか。ぜひ会場へお越しください。
【会場】曲線(宮城県仙台市青葉区八幡2丁目3−30)
【会期】2024年9月19日(木)-10月8日(火)
【時間】12:00-19:00(水曜定休 ※10/8の展示は17時で終了)
「VISIT PALESTINE」は、東京・高円寺にあるSUB STORE TOKYOの店主Andyさんによるプロジェクトです。これまで繋がりをもった有志の手により日本各地を巡回してきました。このたび、PUMPQUAKESが窓口となり、書店・曲線の協力のもと、仙台での展示をおこなうことになりました。「VISIT PALESTINE」のポスターは、1970年代から現在まで世界各地でつくられているパレスチナ支援活動のためのポスターですが、一部に戦闘への参加を呼びかけるプロパガンダともとれる表現も含まれています。本展ではポスターの資料的価値を鑑み展示しておりますが、今なおこの種のプロパガンダが繰り返されている/繰り返さざるを得なくなっている現状について、歴史から再考する必要があると、私たちは考えています。
私たちPUMPQUAKESのメンバーもガザのあまりにも凄惨な状況に憤ると同時に、これまでの無知を恥じるような気持ちでいました。そして、今なお続く深刻な現実を前に無力感ばかりが押し寄せる状況です。自分たちになにかできることがあるのだろうかと悶える日々を過ごす人もたくさんいると思います。それでも、世界のあちこちには即時停戦の声をあげ、無関心や沈黙の歴史を残してはならいと行動する人々がいて、私たちはその姿に励まされてもいます。本展では、「VISIT PALESTINE」のポスターに加え、世界各地で草の根的に制作されデモやスタンディングなどで活用されているポスターやバナーも展示します。一刻も早く停戦を実現し、パレスチナの人々が生活や尊厳を取り戻せるよう、私たち一人ひとりができることを一緒に考えてみませんか。この展示を通じて、さまざまな人と空間を共有し、対話できることをのぞんでいます。
【PUMPQUAKESのメンバー在廊日】
9月21日(土)・22日(日) /両日とも13:00 – 15:00
天気が良ければ曲線の裏庭にタープを張り、集える場をつくります。参考になりそうなポスターやバナー、本などを持ち寄りますので、パレスチナ連帯スタンディングやデモなどアクションに使う言葉や表現をみんなで考え、手を動かしてみませんか。
また、近隣でおこなわれているさまざまなパレスチナ連帯アクションについての情報掲示もおこないます。さまざまな情報へのアクセスを知ることで、自分が参加しやすい方法を探ってみてください。
お子様連れでのご来場も歓迎します。お立ち寄りください。