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民話採訪者・小野和子著『忘れられない日本人――民話を語る人たち』刊行

前作『あいたくて ききたくて 旅にでる』(PUMPQUAKES/2019年)が累計一万部を突破し、同作で「鉄犬ヘテロトピア文学賞」「梅棹忠夫・山と探検文学賞」を受賞した民話採訪者・小野和子による第二作目の著書『忘れられない日本人――民話を語る人たち』を刊行しました。

東北の海辺の町や山の村で、民話を聞き訪ねて50年が経つ。
「訪う」「訪われる」ということは、本来、どこかで互いの殻を破ろうとする行為であったに違いない。
そして、破った殻を脱ぎ捨てたときに、その前よりは「幸福」になった世界へと、お互いの身が高まったのではないだろうか。

小野和子

著者に「民話」を託したそれぞれの語り手の、厳しくも豊かな生のおもしろさ。果てしない知性を宿した「忘れられない日本人」たちの、生きた姿を伝える。

表紙や挿画は、宮城県在住の画家・菊池聡太朗が手がけ、精密な文字組みと造本設計を大西正一が担いました。

小野和子『忘れられない日本人――民話を語る人たち』324ページ A5変形 3200円+税

編集_清水チナツ/櫻井拓 表紙・挿画_菊池聡太朗 デザイン_大西正一 印刷_株式会社ライブアートブックス プリンティングディレクション_川村佳之/清水チアキ

ISBN:978-4-9911310-1-1 C0095

取次:ツバメ出版流通 注文書 PDF

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